旧正月明けとコンビニ24時間営業とE.L.P(エブリデイロープライス)

旧正月が明けて2週間が経ち、中国をはじめ東南アジア圏への工場指示をしている方々はバタバタが続いていると思います。

お疲れ様です。

私も例にもれずバタバタして2週間が過ぎました。

 

私の工場背景は中国がメインとなっていますが、毎年恒例となった工員さんが戻ってこない問題は出てはいますが、最近は元々の工場規模が縮小しているせいか、戻ってこない人は少なくなってた実感があります。

 

とは言え、以前の1000人規模の工場で20%工員さんが帰ってこない!となると200人ですから影響が大きかった気はしますが、まだ800人いるんで何とかなりました。

しかし、今では200人規模で10%の20人が辞めたとなると、どの工程も人的余裕がないので全ての生産がストップしてしまう緊急事態となっています。

 

そうなると工場も人の確保に懸命で、残業や休日出勤は減らし、保障は万全にして、給料もしっかり多く渡せるようにする。

当然オーダーも低単価で薄利で大量生産という商品は敬遠され、高単価で少量生産(もちろんそれで大量生産が一番いい)の商品へシフトされていく。

そうなると、各工場の生産スケジュールの組み方も以前より非常にシビアで余裕があまりないものになっているので、「前倒しのプッシュして」と要望がお客様から出てきてもなかなか前に倒れない、、、

 

 

そんな中国の工場状況に似ている、今回のコンビニ24時間営業の見直しのニュース。

よくコンビニはインフラと言われていますが、人がいないとどうしようもないのでは?

コンビニよりもインフラの水道ですら地域によって料金はバラバラで、水道事業が危うくなっている地域も出てきている現代日本で、そこまでコンビニインフラ化になぜ??

やっとテストし始めましたが、16時間営業にした場合の運営マニュアルやFC料金見直し、利益確保の施策など今まで何も仮説もやっていなかったという事実に、ちょっとびっくりです。

カリスマ経営者の弊害でしょうか。

 

と、単純に考えてしまいますが内部ではいろいろと大変なんでしょうね。

本部で売上数値だけ見ていたり、店舗運営フォーマット作っている方々も大変かもしれませんが、アイヒマンにならないように、コンビニの無人化への過渡期と思って頑張っていただきたいです。

 

日本の人口が減っていくのは絶対なので、そう考えると人口増加時に作られたモデルの「24時間営業」も「E.L.P」とうたっているお店も限界が来ているのに必死に認めようとしてない姿が、哀愁を漂わせて悲しい気持ちになります。

 

もし松下幸之助さんが現役でやっておられるなら、絶対にあの頃とは違うことを言っているはずです。

 

 

と、以上長くなりましたが、

各バイヤー様、私の作る商品をもう少し高く買っていただけませんか(笑)

傘・レインコートのOEMも受け付けております!